『いのちの電話』老神父が語った目からウロコ!の話
【はじまり】
こんにちは!
私は 如意宝珠ごくう です。
5月11日、ダチョウ俱楽部の上島竜兵さんがなくなりました。
同日、松野博一内閣官房長官は故人の冥福をお祈りするとともに、健康相談の電話や自殺対策SNS相談などを利用するように呼び掛けました。
今回は、睡眠に関する記事とともに、私自身が『いのちの電話』のカウンセラー採用面接に行った話となります。
また
故人のご冥福をお祈りいたします。
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この記事の要約
- 飲酒すると睡眠の質が下がる
- 「いのちの電話」のカウンセラーの採用面接にいった話
お酒が大好きな上島竜兵さんについて
ダチョウ俱楽部の活躍が見れなくなると思うと寂しい気持ちになります。
亡くなる2か月前に上島竜兵さんは
「酒を飲んでも眠れない」
という悩みをおっしゃっていました。
(上島竜兵さんがお酒が好きなことは知られています)
私は睡眠についての記事を50以上書いてきました。
その中で、自分自身も気づいたことですが、
「飲酒するとよく眠れる」
という間違いを信じる人はけっこう多いです。
同じように、お酒好きな上島さんは、
「もしかすると間違った認識を持っていたのではないか」と思いました。
正しくは…
お酒を飲むと浅い眠りとなり、起きてしまい睡眠の質が悪くなります。
また、舌や筋肉が弛緩するため、のどの奥の気道をふさいでイビキや無呼吸睡眠となり、質の悪い睡眠になるということもあります。
いのちの電話のカウンセラーの面接で
上島竜兵さんに関するテレビなどの報道では、悩みのある人の相談窓口を周知することがあります。
私は、心理学に興味があったということもあり、『いのちの電話』のカウンセラーの採用面接に行ったことを思い出しました。
面接は町の教会で行われ、老人の神父さんが仕事内容の説明と面接官を担当していました。
その老神父さんは、自分の生い立ちの雑談や経験談を話されていました。
いろいろな話の中で、誰もが持つ疑問について答えられました。
カウンセリングとして、
死のうとする人をどのようにして止めるのだろうか?
これは大きな命題です。
単純に
「もっと、がんばれよ」
と励ますというのはあきらかに悪手です。
老神父さんの話
老神父さんは答えます。
「死にたい人は止められません」
…。
私は意外な言葉を聞きました。
その自○しようとする人々を救済するのではないのか?
という反論の気持ちが沸き上がりました。
詳しく説明を聞きました。
「絶対の、確信を持った人を引きとめることは無理です」
「しかし、そうではない人、気持ちが逡巡する人の話を聞いて寄り添うことです」
と話してくれました。
実は、ほとんどの自○者というのは
「明瞭に死んでやろう」
なんて思っていません。
うっかりと死んでしまうのです。
かろうじて生き残った人たちの調査と報告によると、
「電車に飛び込んだらどうなるんかな?」
という曖昧な意識でウロウロしています。
そんな時に、何かのタイミングで偶然にも取り返しのつかない大事になってしまうのだそうです。
だから、悩んでいる人々に対しては、話を聞くのは有効なことになります。
目からウロコ!の話でした。
【おわり】
以上
私の「いのちの電話」のカウンセラー採用面接の話でした。
老神父さんは、いのちの電話のカウンセラーの仕事をしています。
なので、他人の悩み相談の話を聞きます。
これは守秘義務があると考えられます。
しかし、老神父さんは相談者のエピソードを採用面接に来た人に、私を含めて、話していました。
私は「それはちょっとどうなんだろう?」と感じました。
同時に、
悩みを抱える人が、相談したくない理由がわかりました。
電話やSNSの悩みの相談窓口で応対するのは、ロボットではなく人です。
必ずしも、善人であるとは限らないんです。
善人でも度し難いおしゃべり好きの人かもしれません。
飲酒は睡眠の質を下げます。
悩みを持つ人や太った人も睡眠の質が下がり健康によくありません。
最後までご視聴ありがとうございました。
thank you for watching