【睡眠の重要性】脳を洗浄し記憶を強化する驚きの効果とは?
【はじまり】
睡眠は、私たちの健康やパフォーマンスにとって欠かせないものです。
しかし、睡眠がどのように脳に影響するか、知っていますか?
実は、睡眠中に脳は驚くべき活動をしているのです。
今回は、睡眠が脳に与える二つの重要な効果についてご紹介します。
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この記事の主な内容
- カズレーザーと学ぶより
- グリンパティックシステム
- 個人の感想です
睡眠中に脳は老廃物を洗浄する
睡眠中に、私たちの脳は自らを洗浄しています。これは、脳から老廃物を流す仕組みである「グリンパティックシステム」が活発に働くからです。
脳は体全体の約4分の1のエネルギーを使っています。そのため、老廃物も多く発生します。しかし、脳にはリンパ系組織がないため、老廃物を処理することができません。そこで、脳は脳脊髄液を移動させて老廃物を流します。
この仕組みが「グリンパティックシステム」です。
グリンパティックシステムは、睡眠中に最も活発になります。睡眠中には、脳細胞が収縮し、脳脊髄液の流れが増えます。その結果、老廃物が効率的に排出されます。特に、アミロイドベータというアルツハイマー病の原因となるタンパク質も洗い流されます。
睡眠不足や睡眠の質が悪いと、老廃物が脳に溜まります。これは、脳のパフォーマンスを低下させるだけでなく、認知症やうつ病などのリスクを高める可能性があります。
睡眠は脳を清潔に保つために必要なのです。
睡眠中に脳は記憶を強化する
睡眠中に、私たちの脳は記憶を強化しています。これは、「記憶の固定化」と呼ばれる現象であり、日中に学習したことを長期記憶に定着させるプロセスです。
記憶の固定化は、主にノンレム睡眠時に起こります。
ノンレム睡眠時には、起きている時に使った神経回路が再び活動します。これは、寝ている時に復習しているようなものです。この復習によって、神経回路が強化され、記憶が安定します。
記憶の固定化は、学業や仕事だけでなく、楽器やダンスなどの技能やスポーツなどの運動能力にも関係します。
実際、睡眠を取った人は、テレビゲームやテストなどのパフォーマンスが向上することが研究で示されています。
睡眠不足や睡眠の質が悪いと、記憶の固定化が妨げられます。これは、学習効果を低下させるだけでなく、記憶障害やうつ病などのリスクを高める可能性があります。睡眠は脳を賢くするために必要なのです。
【ごくうの感想】
睡眠は休息ではなく活動です。睡眠は脳を洗浄し記憶を強化するために必要です。
前回に続いて
2023年7月11日放送の
カズレーザーと学ぶ 超絶睡眠…今夜人生変わる睡眠脳科学 知らないと損!睡眠禁止帯
(解説 筑波大学教授 櫻井武)
を見て私なりにまとめてみました。
次回、まだ書き足りなかったところを記事にしたいと思います。
睡眠のテクニックをわかりやすく紹介しています。自分自身が寝不足だったり不眠だったりする経験からはじまったブログです。
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