食われる!マクラが変わると眠れない理由
【はじまり】
私の名前は ごくう です。
このブログは、自分自身が寝不足だったり不眠だったりすることからはじまったブログです。
快眠を求めてまくらを買い替えることはよくありますね。
「良いマクラなのに…」
「値段が高かったのに、全然眠れないな」とガッカリしたことはよくあります。
今回の話は、
「マクラが変わると眠れない」
理由を説明します。
なぜなら
「食われると思うから」
です。
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この記事の主な内容
- マクラが変わると眠れないワケ
- ちこちゃんに叱られる! より
- 個人の感想です
- 【はじまり】
- マクラが変わると眠れないのは
- デフォルトモードネットワークとは何?
- 起きている時のデフォルトモードネットワーク
- 「記憶の整理」とデフォルトモードネットワーク
- お散歩すると閃く理由
- 【ごくうの感想】
マクラが変わると眠れないのは
脳の中に
「デフォルトモードネットワーク」という機能があります。
デフォルトモードネットワークのために、マクラが変わると眠れなくなります。
詳しい説明
脳の重さは人体の2%です。体重60㎏の人は1400gです。
しかし脳が使うエネルギーは膨大で、消費カロリーに換算して、体全体の約20%です。
脳がたくさんのエネルギーを使う理由は、謎でした。
近年、デフォルトモードネットワークが発見されて、「もしかするとこのせいかもしれない」という説がとなえられています。
デフォルトモードネットワークとは何?
エネルギーを大量消費する脳の機能、デフォルトモードネットワークとは何でしょうか。
太古の昔の人類は、猛獣に襲われながら眠らなければなりませんでした。
「体は眠っているのに脳は起きている」わけです。
人類は、眠っていてもすぐに起きて逃げられる状態で寝ていたんです。
警戒していても眠る脳の機能、それがデフォルトモードネットワークっていうことです。
現代では、寝込みを襲われることがありませんから、安心して警戒を解くことができます。すなわちデフォルトモードネットワークをオフにして寝ます。
しかしながら、マクラが変わると新しい睡眠環境に警戒して、デフォルトモードネットワークがオンになり、そのため、眠れなくなってしまうというのです。
デフォルトモードネットワークがオンになると、脳のエネルギー消費が激しくて疲れることになります。
起きている時のデフォルトモードネットワーク
ちなみに、
起きている時もデフォルトモードネットワークが働いています。
起きている時=目が開いているため、すぐに状況を把握して逃げられます。
そのため、脳で消費されるエネルギーは相対的に少ないです。
起きて会話している時やスマホを使用している時よりも、旅先で眠れないことの方が、脳のエネルギー消費は20倍違います。
「記憶の整理」とデフォルトモードネットワーク
デフォルトモードネットワークの役割はほかにもあります。
睡眠中に、
脳に入ってきた情報を「必要な記憶か」「必要ない記憶か」というような整理をしています。
このようにデフォルトモードネットワークの通常仕事は記憶の整理なんですが、マクラが変わるとそこに「警戒モードとしての重労働」が加わります。
そうなると、エネルギー消費が20倍になります。
お散歩すると閃く理由
研究段階ですが、デフォルトモードネットワークの仕事の一つに、脳の閃きがあるかもしれません。
お散歩など、ボーっとして何も考えないとき、デフォルトモードネットワークは働きます。
そのとき、脳は記憶同士を結び付けてクリエイティブな閃きアイデアが生まれるのではないかと考えられています。
何かを思いつく手助けをするそうです。
逆に、スマホなどをいじっている方がアイデアが出にくくなります。
【ごくうの感想】
以上、学者の意見を私なりにまとめてみました。
さらに、自分なりの注釈を書いておきたいと思います。
ボーっとしている方が脳活動が高くて、
一見、スマホを使って集中しているようなときは脳活動が相対的に低い、のかもしれません。
睡眠のテクニックをわかりやすく紹介しています。自分自身が寝不足だったり不眠だったりする経験からはじまったブログです。
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大空スバル愉悦部
ごくうが気になること108選
番組情報
2023/4/28
ちこちゃんに叱られる! より
解説
早稲田大学理工学術院教授 枝川義邦
最後までご視聴ありがとうございました。
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