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脳がない動物も眠る?睡眠の根源と目的に迫る

脳がない動物も眠る?睡眠の根源と目的に迫る

脳がない動物も眠る?睡眠の根源と目的に迫る



【はじまり】

 

睡眠は、人間にとって欠かせない生理現象です。

しかし、睡眠の目的やメカニズムはまだ完全に解明されていません。
睡眠は、脳がある動物だけの特権なのでしょうか?
脳がない動物は、眠るのでしょうか?
睡眠は、生物の進化にどのように関わってきたのでしょうか?

この記事では、睡眠の根源と目的について、私が見たテレビ番組をまとめて作成しました。

 

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この記事の主な内容

 


脳がない動物も眠る?

昔は、哺乳類や鳥類など、脳が発達した動物だけが眠ると考えられてきました。

しかし、最近では、爬虫類や魚類など、脳が比較的単純な動物も眠ることがわかってきました。

では、脳がない動物はどうでしょうか?

 

実は、脳がなくても、体に神経があり外部の刺激に反応するような動物は、眠ることが最近わかってきました。


例えば、ヒドラサカサクラゲという、イソギンチャクやクラゲの仲間です。これらの動物は、脳がありませんが、活動量が高い時間帯と低い時間帯があります。特にサカサクラゲは、昼間は活発に体を収縮させて泳ぎますが、夜になると収縮の活動が落ち着きます。

これらの生命体は、脳波が測れませんから、人と同じ睡眠であると言い切れません。しかし、少なくともかなり睡眠に似た状態であると言えます。これは睡眠の根源に関係する命題です。

 

睡眠は生物の進化から考えると非常に古いシステム

 

では、睡眠はどこから来たのでしょうか?

生物の進化から考えると、睡眠は非常に古いシステムであると言えます。
睡眠は、生物に脳があるから必要になったというのではありません。

後の進化で脳ができた生物が後から自分の都合の良いように睡眠を利用しているという、仮説です。

一説では、睡眠は約5億年前から存在したと考えられます。
海綿動物のような原始的な生物は神経・感覚・筋肉細胞がありませんでした。ただそこに存在して増えていくだけでした。

しかし、外部には自分以外の何らかの存在がありました。それは、捕食者や競争相手でした。これらの存在に対応するために、生物は進化して「覚醒」を手に入れたのだと思われます。

 

その後、生物はさらに進化して脳を持つようになりました。脳は、神経細胞の集合体であり、より高度な情報処理を行うことができます。しかし、脳も常に活動していると疲れてしまいます。そこで、脳も活動と休息を繰り返すようになりました。これが人間のような睡眠になったと考えられます。

 

睡眠の目的は何か?

 

睡眠は、生物の進化から考えると非常に古いシステムであることがわかりました。では、睡眠の目的は何なのでしょうか?

睡眠は、野生において無防備であり、生命存続を危うくさせる最大の要因です。一般的なダーウィンの進化論に当てはめて考えると、動物から自然淘汰によって睡眠がなくなっても不思議ではありません。しかし、今現在、ほとんどすべての動物に睡眠は備わっています。

ということは、睡眠は無くなってはいけない根源的な機能があると言えるかもしれません。

睡眠の目的については、まだ完全に解明されていませんが、いくつかの仮説が提唱されています。

例えば、

  • 睡眠はエネルギーを節約するためのものである。
  • 睡眠は体や脳の修復や回復を促進するためのものである。
  • 睡眠は記憶や学習を強化するためのものである。
  • 睡眠は感情やストレスを調整するためのものである。

これらの仮説は、互いに排他的ではなく、相補的である可能性があります。つまり、睡眠は一つではなく複数の目的を果たしているということです。

 

半球睡眠と第一夜効果

 

動物の半球睡眠と人間の第一夜効果について。
アシカ・カモなどは半球睡眠をします。
右目を開いているときは左脳が休んで寝ています。左目が開いているときは右脳が寝てます。
右脳と左脳を交互に休め、危険を早く察知して対応するための革新的な睡眠といえます。
人の睡眠は全球睡眠といって右脳左脳が同時にお休み状態となります。
しかし、半球睡眠に近い状態になることもあります。

第一夜効果といって、初めて泊まったホテルとか、別の環境で眠るとき普段の環境で寝られない感覚がある場合、片方の半球(右脳か左脳)の眠りが浅くなります。
半球睡眠とは明らかに違いますが、無理して編み出した睡眠といえます。当然、よく眠れませんね。

 

【ごくうの感想】

この記事では、睡眠の根源と目的についてテレビ番組で語られていたことをまとめてみました。

睡眠は、

  • 脳がない動物も行う非常に古いシステムである
  • 脳がある動物は後から自分の都合に合わせて睡眠を利用している
  • 睡眠には複数の目的がある可能性が高い

ということがわかりました。

また、放送では、寝ていることが普通で、起きていることがイレギュラーだという説を紹介していました。驚きですね。(;´・ω・)

睡眠は、人間だけではなく生物全体に関わる重要な現象なんだ。

 


私の名前は ごくう です。
睡眠のテクニックをわかりやすく紹介しています。自分自身が寝不足だったり不眠だったりする経験からはじまったブログです。

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番組情報

2023年7月11日放送の
カズレーザーと学ぶ 超絶睡眠…今夜人生変わる睡眠脳科学 知らないと損!睡眠禁止帯
(解説 
総合研究大学院大学教授 渡辺佑基
筑波大学教授 櫻井武)

 

最後までご視聴ありがとうございました。
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