熊本県立宇土中学校高等学校のウトウトタイムとは？
この記事の要約
- ウトウトタイムについて
- 「COOL JAPAN 睡眠～sleep～」より
introduction
オリンピックのカーリングでは
もぐもぐタイムが有名ですが、
「ウトウトタイム」はご存知でしょうか？
今日の記事はウトウトタイムについてです。
おすすめ記事
- introduction
- 熊本県立宇土中学校高等学校のウトウトタイムとは？
- ウトウトタイムの導入
- なぜ短時間の昼寝が効果的なのか？
- ウトウトタイムの成果
- 学生たちは睡眠の研究をしている
- ウトウトタイムについて外国人の意見
- まとめ
熊本県立宇土中学校高等学校のウトウトタイムとは？
ウトウトタイムといいます。
昼休みの後、午後1時20分。
10分間、教室を暗くして、音楽を聞きながら寝ます。
先生も寝ます。
そのあと掃除タイムに移行します。
体を動かし眠気を覚まします。
頭がリセットされて、
勉強はもちろん、
部活動でも効果があるようです。
（個人の感想）
ウトウトタイムの導入
熊本県立宇土高校で、
ウトウトタイムは2014年に導入開始しました。
お昼を過ぎた5時間目の授業で眠たい生徒が多いためだったそうです。
なぜ短時間の昼寝が効果的なのか？
国際統合睡眠医科学研究機構 機構長 柳沢正史氏によると…
眠ると、
数分でノンレム睡眠の第一ステージN1に入ります。
さらに数分たつと、
ノンレム睡眠の第二ステージN2に入ります。
N2は本格的なノンレム睡眠です。
最低、N2を5分、
あるいは3分続けば、
脳はそのあと非常にリフレッシュするのです。
ノンレム睡眠とは、
いわば脳の疲労を回復している状態のことです。
ノンレム睡眠は4段階の深さに別れていて、(N4)
10分くらいで第2段階まで入ることができます。
しかし、
30分以上寝てしまうと
もう一段深くなり(N3）
起きるのがつらくなります。
ウトウトタイムの成果
ウトウトタイムを導入して保健室の利用数が減ったことが成果の一つです。
睡眠不足が色々な体調不良を起こしていたと考えられます。
学生たちは睡眠の研究をしている
熊本県立宇土高等学校の学生たちは柳沢氏の監修のもと、
ウトウトタイムの時間について研究します。
10分がいいのか。
15分がいいのか。
を身をもって調べています。
また学生たちは、
脳波を計測しながら、
カフェイン摂取と眠りについて研究しています。
ウトウトタイムについて外国人の意見
宇土校の取り組みを見ていた外国人の意見です。
学校の取り組みを褒めていました。
脳のリフレッシュによるパフォーマンスの向上がスゴイと言ってました。
日本の学生は忙しい。
ウトウトタイムが10分は短い。
20分が良い。
スペインのシエスタ文化では
午後2時～4時くらいがお昼寝お休みです。
シエスタとは
スペイン語で昼寝。
学校で寝ることについて
海外では学校では学生は寝ません。
危なかったり、危ないことをしでかすからです。
生徒たちの睡眠研究について
睡眠のメカニズムを知ることは素晴らしいです。
自分の体のことも学べるので素晴らしいです。
ご意見番
頭を使うためには、
（睡眠、お昼寝で）頭を休めなければだめだよ。
という根本的なことを実験しながら学んでいます。
それを大人としてどうやって社会に反映するのか？
クリエイティビティ、生産性を上げる社会構造に変えていくべきではないだろうか。
子供から大人が学ぶということです。
まとめ
学生は眠たい。
授業をする先生もほんとうは眠たい。
結論、みんなで昼寝をしよう。
私は
ノンレム睡眠のN2状態に入る昼寝の効果と必要性を感じました。
ちなみに
原稿を書く前に15分寝るのがよいそうです。
(個人の見解）
番組情報
NHKBS1
「COOL JAPAN 発掘！かっこいいニッポン 睡眠～sleep～」より
2021年10月3日放送
2022年2月19日再放送
日本のさまざまな文化が外国人にカッコイイものとして受け入れられています。
「COOL JAPAN」は、外国人の感性をフルに生かしてクールな日本の文化を発掘し、その魅力と秘密を探ろうという番組です。公式㏋より
公式ホームページ
https://www.nhk.jp/p/cooljapan/ts/P2RMMPW5JM/episode/te/5PLRYPZQ12/
最後までご視聴ありがとうございました。
thank you for watching
