ごくうは眠りたい眠れない

知っておくべき睡眠の役立つテクニック

アシは潜在的に動こうとしている!?アシと睡眠の関係

脚は潜在的に動こうとしている!?脚と睡眠の関係

脚(アシ)は潜在的に動こうとしている!?脚(アシ)と睡眠の関係



 

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この記事の要約 脚(あし)と睡眠の関係

 

 

 

 

むずむず脚症候群とは?

 

むずむず脚症候群は、
太もも、ふくらはぎ、足の指、足の裏などさまざまなところで、
むずむず感が起きます。

 

夕方から夜間に起きます。

 

むずむず感のほかに、
かゆい、痛い、チリチリする、泡立つ、熱い、虫がはう
と感じたりします。

 

脚の表面よりも深部に起きます。

 

「脚を動かしたくてたまらない」
という感覚になり、眠れません。

 

これが、むずむず脚症候群です。

 

安静にしていると出やすく、

逆に、たたいたり、脚を動かしたりするとおさまります。

 

人口の2~4%、男性よりも女性が1.5倍多く発症するようです。

 

知名度が高くないため「病気だ」と気付かないです。

 

診断までに長い時間がかかったりします。

 

原因について

 

原因はまだわかっていません。

 

脳の機能異常が有力な説としてあります。

 

脳への刺激について

 

人が感じるすべての情報は、
必ず意識されると限りません。

 

身体の色々な情報を脳は、
取捨選択しています。

 

例えば、
熱い、痛いという刺激は大切なので、
意識に上げます。

 

ですが
「脚に布団が触っている」とか
「靴下をはいている」などは
いちいち意識してしまうと大変なので、
意識しないように調節されています。

 

しかし、むずむず脚症候群の患者は、
その意識調節の働きが弱まり、
本来感じないような刺激も脳に届くことがあります。

 

これにより、
脚がふれている布団の感触を
脳にあげてしまい不快感になります。

 

取捨選択の機能が弱くなるのは?

 

調節をおこなうドパミン神経の機能異常であると考えられます。

 

また鉄分不足であると考えられます。

 

若い人がむずむず脚症候群の場合、
その家族がむずむず脚症候群の可能性があり、
遺伝という可能性があります。

 

何科を受診する?治療は?

 

皮膚科ではなく、脳神経内科、精神科が適切です。

 

症状が軽い場合は、
薬物療法として、
タバコ、アルコール、カフェインを夕方以降避けましょう。


もともと貧血気味の人は鉄分をおおくとる食事をしましょう。

 

脚の筋肉疲労を考えましょう。


よく運動した日は、
マッサージをしましょう。

 

薬物を使う治療について

・鉄剤 鉄分を補うため。

 

特に子供に対して使うことが多いです。

 

ドパミン系の薬 脳神経の働きを助ける

・GABA系の薬 症状を和らげる


周期性四肢運動障害

 

周期性四肢運動障害とは
寝ているときに脚が勝手に動く病気の名前です。

 

足首や膝が動きます。

 

ひどい場合は太ももも動きます。

 

寝ているので、
本人が気づくことはないです。

 

しかし、寝ているときに足が動くので、
睡眠の質は悪くなります。

 

むずむず脚症候群の半分の人は
周期性四肢運動障害を伴います。

 

両者の原因や発生のメカニズムは似ています。

 

実は
脚は潜在的に動こうとしています。

 

それは、
運動とか反射をつかさどっている脊髄というのは、
常に「脚を動かせ」という信号を出しています

 

しかし、脳の調節機能が「落ち着け」と指示しています。

 

普段、足が勝手に動かないようにしてくれています。

 

ところが、鉄不足やその他の要因で、

ブレーキが利かなくなることがあります。

 

脚が勝手に動きます。

 

周期性四肢運動障害の治療法は?

ドパミン神経を助ける薬
・鉄分不足を補う

 


夜間頻尿と脚の関係

 

おもな夜間のトイレの原因は
・加齢でぼうこうの機能が低下する
・高血圧

です。

 

しかし、
2020年4月に改訂された夜間頻尿診療ガイドラインでは、
一部の、夜間頻尿の原因は脚であるということも書かれています。

 

高齢になると筋力や心臓が衰えポンプ機能が低下します。

 

そのため日中に取った水分は、
ふくらはぎでたまります。

 

夜、体を横にすることで、
ふくらはぎの水分が上半身に戻り、
余計な水分を減らすため、
尿としてぼうこうにたまります。

 

トイレに行きたくなり目覚めてしまうのです。

 

夜間頻尿の改善方法

 

夕方にウォーキングすることで、水分を上半身に押し上げます。

 

身体の余計な水分を寝る前に排尿することができます。

 

アルコール、カフェインは利尿作用があるので、
寝る前の3~4時間からとらないようにしましょう。

 

特にアルコールは睡眠の質を下げます。

 

ちなみに、
睡眠時無呼吸症候群や周期性四肢運動障害などの病気も

夜間頻尿の原因になります。

 

頻尿ではなくて、
中途覚醒が多いため、
トイレに行ってしまうこともあります。

 

頻尿の治療ではなく、
原因となる睡眠障害治療を行うことで夜間のトイレを減らせることもあり得ます。

 

まとめ

 

睡眠の質と脚は関係しています。

 

知名度が低い病気です。

 

しかし、治療法が確立されているので、
治療すれば確実によくなります。

 


番組情報

2021年3月放送
(2021年10月27日アンコール放送)

きょうの健康 子供から大人まで!不眠の悩みに答えます
「原因は脚!?」より

 

解説 東京医科大学教授

井上雄一

 

きょうの健康テキスト
2021年3月号と
2021年10月号
に詳しく掲載されています。

 


最後までご視聴ありがとうございました。
 thank you for watching