自分のイビキに気づかない!睡眠時無呼吸症の見分け方について
【はじまり】
どうもこんにちは!
願いをかなえるニョイホウジュ!
私は 如意宝珠ごくう です。
このブログは、自分自身が寝不足だったり不眠だったりすることからはじまったブログです。
今回は、いびきについて。
私は、いびきをかいてその音に気付いて起きます。
いびきは心配なのです。
そんな私が、いびきについての情報と対策をまとめてみました。
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この記事の主な内容
- いびきの対策
- きょうの健康“睡眠休養感”アップで健康長寿「眠りの大敵“いびき”対策」 より
- 個人の感想です
- 【はじまり】
- いびき
- そもそもどうしてイビキをかくの?
- いびきをかきやすくなる原因
- 睡眠時無呼吸症のリスク
- 睡眠時無呼吸症50万人
- 肥満を解消していびきも解消
- 肥満じゃなくてもいびきをかく人
- いびきの対策
- 睡眠時無呼吸症のサイン
- 睡眠時無呼吸症では何科を受診するのか?
- 睡眠時無呼吸症の治療
- 【おわり】
いびき
いびきをかいて眠る人を見ると「のんきによく寝て熟睡している」と思っていました。
それは大きな間違いです。
いびきは病気のサインかもしれません。
また、
- 家族が不眠になる
- 夫婦喧嘩
- 旅行に行きにくい
という弊害が出てきます。
いびきは自分自身では気づきにくいことです。
いびきをかく人は睡眠が悪いため、日中スッキリしないことがあります。
スッキリしない理由をくわしくしらべると、睡眠時無呼吸症候群のひとつ、閉塞性睡眠時無呼吸症が見つかることもあります。
そもそもどうしてイビキをかくの?
いびきは睡眠時に何かの理由でのどの奥、空気の通り道が十分に保たれていないためです。
狭くなった気道を粘膜が震えて、いびきの音になります。
いびきをかきやすくなる原因
いびきをかきやすくなる主な原因。
- 口での呼吸
- 花粉症やアレルギー性鼻炎
- 飲酒
- 疲れ
- 閉塞性睡眠時無呼吸症
口での呼吸
寝ているときに口での呼吸になると、舌の根本が落ち込み、気道が狭くなります。
いびきをかきやすくなります。
起床後、口が乾く場合、いびきの可能性があります。
花粉症やアレルギー性鼻炎
花粉症やアレルギー性鼻炎では、鼻の粘膜が晴れて、気道が狭くなり、口での呼吸になります。
また、アレルギー性鼻炎によっては、鼻茸と呼ばれるポリープが鼻の奥にできます。
鼻からの空気の通り道がふさがって、いびきの原因になります。
飲酒
アルコールを飲むと、筋肉が緩み舌が落ち込み気道が狭くなり、いびきになります。
疲れ
疲労回復のため、体は酸をたくさん取り入れようとします。このために、口呼吸になることがあります。
脳がたくさんの酸素を求めて、口呼吸になることもあります。
さらに、疲れ自体が、筋肉のゆるみとなり気道が狭くなり、いびきになります。
閉塞性睡眠時無呼吸症
睡眠時に気道がふさがると、呼吸が止まります。呼吸をしようと脳が指令を出します。無理に空気が通るので、振動していびきになります。
睡眠時無呼吸症のリスク
睡眠時無呼吸症になると、日中の眠気や疲労感が出て作業効率がさがります。交通事故のリスクが高まるというデータも報告されています。
睡眠時無呼吸症では、酸素不足で脳が覚醒し、交感神経が活発になります。
そのために、血管や心臓に負担が高くなります。
高血圧、脳卒中、心臓病を招きやすくなります。
また、ストレスでインスリンの働きが低下して、糖尿病のリスクが高まります。
<まとめ>
重症の睡眠時無呼吸症の人のリスクは、健康な人に比べて、
高血圧 約3倍
脳卒中 約3倍
糖尿病 約2倍
というデータが報告されています。
睡眠時無呼吸症50万人
また別の調べによると、
日本で、睡眠時無呼吸症の推計患者数は50万人以上と考えられています。(睡眠時無呼吸症候群 診療ガイドライン2020より)
肥満を解消していびきも解消
いびきを解消する最も効果が期待できる方法は肥満の解消だといえます。
肥満は、舌の根本やのどの奥に脂肪が付き気道が狭くなり、いびき 睡眠時無呼吸症を発症しやすいと考えられます。
体重が10%増えると、中等症以上の睡眠時無呼吸症のリスクが6倍になります。
自分に合った標準体重を目指しましょう。
肥満じゃなくてもいびきをかく人
肥満ではないけどいびきをかく人がいます。
アゴが小さい人
⇒気道が狭くいびき
加齢
⇒のどや舌の筋肉が衰えていびき
いびきの対策
いびき対策として、
①中年以上の年代で、肥満がある人は、まず肥満の解消をしましょう。
②自律神経を整える生活習慣をしましょう。
アレルギー性鼻炎の人は気道が晴れて狭くなりますから、薬を使って治療します。
花粉症やアレルギー性鼻炎で鼻茸ができた人は、内視鏡手術で取り除くことになります。
睡眠時無呼吸症のサイン
睡眠時無呼吸症の見分け方は、
「朝まで続くいびき」
「日中の強い眠気」
がポイントになります。
朝までのイビキ
健康な人が疲れや飲酒で一時的にいびきをかきますが、毎日続く朝までのいびきは閉塞性睡眠時無呼吸症の可能性があります。
日中の眠気
長時間寝ても、朝、睡眠休養感が得られない。昼に、居眠りを繰り返すことは病気のサインです。専門家に相談しましょう。
睡眠時無呼吸症では何科を受診するのか?
呼吸器内科
耳鼻科
循環器内科
睡眠専門外来
を受診しましょう。
睡眠時無呼吸症の治療
睡眠時無呼吸症の治療は、
軽傷なら肥満解消の減量です。
また、寝る前のお酒を控えます。
減量であまり効果がない場合はマウスピースを使って治療をします。
睡眠時無呼吸症の治療に使われるマウスピースは上あごと下あご部分がつながっています。
下あご部分が数ミリ前に出ています。
そのことによって喉の奥に舌が落ち込むのを防ぐようになっています。
マウスピースで効果がない場合は、CPAP(シーパップ)という機器を使います。
鼻から空気を送り込んで、圧力で気道を確保します。
【おわり】
睡眠テクニックをわかりやすく紹介しています。自分自身が寝不足だったり不眠だったりする経験からはじまったブログです。
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番組情報
2022年7月12日
きょうの健康“睡眠休養感”アップで健康長寿「眠りの大敵“いびき”対策」 より
解説
国立精神・神経医療研究センター 栗山健一
最後までご視聴ありがとうございました。
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