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ドラえもんに出てくる主人公の野比のび太は眠るまでの時間が早くて有名です。

 

約1秒で寝ることができるそうです。

 

 

眠れない私にとってはうらやましい限りです。

 

しかし、私はテレビを見て「すぐに眠りに落ちてしまう人は質の悪い睡眠だ」ということがわかりました。

 

この記事は睡眠の質を上げる情報記事になります。

 

2021年9月24日放送されたNHK放送テレビ番組、「あしたも晴れ!人生レシピ選 疲れをスッキリ解消!”脳疲労”にご用心」という番組より

 

 


疲労

 

現代人は疲れを訴えます。

 

肩こり、頭痛、夜疲れる、いつも疲れる…。

 

これらの疲れの原因の一つが、疲労だといいます。

 

「実は疲れというのは脳の自律神経が傷つくことで起きます」

 

と解説しているのは、大阪市立大学院、特任教授梶本修身さんです。

 

疲労うつ病心筋梗塞になるといいます。

 

活性酸素

 

自律神経は24時間、人の呼吸や心拍を調節し続けています。

 

働きすぎやストレスで活性酸素が増えると、脳の自律神経中枢にダメージを与えます。

 

これが疲労感になります。

 

梶本さんは「50分に一回立つように」するといいとクリニックに来た患者さんにアドバイスしました。

 

ちょっとした運動をしましょう。

 

50分のタイマーをセットして、音が鳴ると給水やトイレに立つというルーチンでデスク仕事をしていました。

 

カンタンにいうと、デスクワークでは座りっぱなしなので血流が悪くなります。

 

5分で寝てしまうことは悪いこと

 

梶本さんは患者さんに寝る3時間前くらいの時間帯をどのように過ごしているのかを聞きます。

 

就寝2時間前は仕事をしない、パソコンをしない、スマホをしない、部屋の明かりを下げるようにと話します。

 

多くの情報に触れると自律神経がおさまらないためです。

 

読書や手芸などがおススメです。

 

ベッドで寝るときに普通の人は10分くらいかかるそうです。

 

自律神経が悪い状態の人は5分くらいですぐ寝てしまいます。

 

すぐに寝てしまう人ほど、睡眠の質が悪いという話でした。

 

自律神経と体温、室温

 

また、体温や室温によって自律神経はダメージを受けます。

 

その都度、体の温度調節をしなければなりません。

 

お風呂は40℃以下、室温は25℃から27℃が良いそうです。

 

現代人はアウェイ環境で生活している

 

梶本さんはライオンを例えに話ていました。

 

ライオンは3時間くらい狩りをします。

 

自律神経は高まりますが、狩りが終わればのんびりです。

 

次の日に疲れを残しません。

 

けれど現代人は、仕事が終わってもリモートワークや何かスマホなどを使うため、ずっと自律神経は休めません。

 

これをアウェイと表現していました。

 

次の日は疲れを残していることもあります。

 

年齢と自律神経

 

自律神経の働きは年齢とともに低下します。

 

15歳と45歳では自律神経の働きが半分くらいです

 

若い人が30℃の環境で4時間我慢できたとしても、45歳では1時間で熱中症になることもあります。

 

疲労チェック

  1. ものごとはきりのいいところまでやらないと気がすまない
  2. 責任感があり、遅くまで残業しても苦にならない
  3. 集中力が高く何かにボットウするとまわりが見えなくなる
  4. 疲れたら栄養ドリンクをよく飲む
  5. 長時間のドライブでも途中休憩をあまりとらない
  6. ストレス解消のために体を動かすのが習慣である
  7. 屋外で過ごす時間が長い
  8. 休日は遠くのテーマパークに行く
  9. 日中に眠気があり、大きないびきをかくといわれる
  10. 熱めのお風呂に長湯するのが好き

 

数が多いほど脳疲労が深刻です。

 

問い1~5は自分では気づかないうちに疲労を起こしている項目です。

 

また、意欲、達成感がある人は疲労を感じにくいです。

 

隠れ疲労に要注意です。

 

問い6~8は勘違いリフレッシュです。

 

身体を動かすことは一見よさそうですが、呼吸や体温を調節しています。

 

自律神経はよく働くことになります。

 

休みましょう。

 

疲れているときは運動しない。

 

汗をかく運動をしてはいけません。

 

改善のポイント

 

昼間、自律神経を使いすぎないこと。

 

もう一つは睡眠の質です。

 

番組ではいびきによる睡眠の質の低下を話していました。

 

いびきは舌の奥がのどにふさがってしまって、脳に酸素がとどかないです。

 

酸素を送ろうとしてより自律神経は働くことになります。

 

横向きになって寝ることを提案していました

 

8割の人がいびきが半減するそうです。

 

頭が下がらないように高反発のマクラがいいそうです。

 

また、抱き枕を使うのが良いそうです。

 

呼吸も心臓も負担が減る救急搬送するときに使う医療行為に、シムス体位というのがあります。

 

まさにシムス体位で寝るということです。

 

寝るときの注意

 

寝るときは照明をあったかい色合いにします。

 

自然な眠気を誘います。

 

夕焼けのような色がリラックス効果があり、自律神経は落ち着いて、メラトニンが出るといっていました。

 

就寝中は汗をかくのでコップ一杯の水を飲みましょう。

 

目覚まし時計の音を大きくしすぎない方が良いといっていました。

 

お酒、スマホは使用しないこと。

 

自律神経を安定させる運動について

 

ここからは順天堂大学医学部教授の小林弘幸さんが、自律神経を安定させる体操を紹介してくれました。

 

タッピング

 

赤ちゃんの背中をトントンしてあやすような動作です。

 

両手指を使って、顔を触るか触らないかくらいの加減でタッピングします。

 

おでこ、目の回り、鼻の周り、口の周りをトントンします。

 

顔は神経の集まるところなので効果があり、顔のリラックスになります。

 

これにより呼吸がリラックスします。

 

会社などでは顔にはできないので、手の甲をタッピングするとよいでしょう。

 

リラックス効果があるそうです。

 

つま先立ち

 

つま先でたち、かかとを下す運動。

 

また、つま先立ち、そこから肩をゆらゆらさせながら屈伸します。

 

脱力感とともにリラックス効果があります。


腸を動かすストレッチ

 

腸の動きが良くなると自律神経が安定します。

 

大腸の左上と右下は動きが悪い場所です。

 

そのため、左手はろっ骨の下、右手は腰骨の上に添えて揉むとよいそうです。

 

ちなみに、旅行に行って疲れると、自律神経は乱れ、腸の活動も低下します。

 

椅子を使って腸を動かす

 

椅子に座ります。

 

右手で左足首をつかむようにしてひねります。

 

この時左手は後ろにするとよりひねることができます。

 

ほどほどにムリをしないように10回くらいしましよう。

 

イミダゾールジペプチド

 

自律神経が活性酸素でダメージをうけることで疲れになります。

 

その活性酸素を消す効果があるのが、イミダゾールジペプチドです。

 

渡り鳥や回遊魚のスタミナ源となっている物質です。

 

イミダゾールジペプチドを含む食材はサバ、サケ、牛肉、豚肉などです。

 

マグロ、鶏むね肉、カツオは多く含んでいます。

 

毎日100g2週間摂取したところ、76%が疲労回復したという話でした。


番組では、鶏むね肉と春菊のスープとマグロとにらの炒め物を紹介していました。

レシピは「NHKらいふ」のホームページにあります。

 


まとめ

 

現代人は仕事に加えて家でもパソコン仕事に追われたりして、自律神経が休まらないといいます。

 

だけど、毎日コツコツ自律神経をケアすることで、長期的には老化を防止することにつながるという話で終わりました。

 

 

最後までご視聴ありがとうございました。 
thank you for watching