乳酸菌まめ知識！『睡眠の質を改善する乳酸菌はいくつかあるんだワ』
【はじまり】
どうもこんにちは！
願いをかなえるニョイホウジュ！
私は 如意宝珠ごくう です。
乳酸菌・ビフィズス菌などを紹介します。
睡眠の質を上げる乳酸菌もいくつかあります。
ヤクルト1000の乳酸菌シロタ株の効果おさらい
有名なヤクルト1000の乳酸菌シロタ株と睡眠の質について。
腸に作用する乳酸菌シロタ株がなぜ睡眠の質を向上させると期待されるのか？
腸は脳と迷走神経を通じて、お互いの情報を交換しています。
乳酸菌シロタ株が腸から迷走神経に緩やかに作用することで、脳の交感神経の高まりを抑制します。一時的にストレスを和らげる効果があります。
また睡眠の質を高める機能があると考えられています。
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この記事の主な内容
- 【はじまり】
- 睡眠の質改善する発酵乳ケフィアの乳酸菌
- 腸内細菌
- 善玉菌・悪玉菌・日和見菌
- 乳酸菌やビフィズス菌は酸に弱い
- 乳酸菌やビフィズス菌の主な効果
- 乳酸菌やビフィズス菌を同じタイミングで食すのはいいのか？
- 乳酸菌L.ラクティス プラズマは免疫機能を高める
- 免疫機能の維持に役立つ乳酸菌を含むヨーグルトいつ食べると効果的？
- ヨーグルトを朝に食べること
- 2週間ヨーグルトを食べる
- ビフィズス菌BB-12は生きたまま腸に届く
- ビフィズス菌MCC1274と記憶力
- 歯周病ケアとL8020乳酸菌
- 乳酸菌・ビフィズス菌を商品化するのは難しい
- 肌のうるおいラブレ菌
- 内臓脂肪とガセリ菌
- PA-3乳酸菌と痛風
- デブ菌と瘦せ菌
- 【おわり】
睡眠の質改善する発酵乳ケフィアの乳酸菌
コーカサス地方発祥の発酵乳ケフィアから見つかったYRC3780株という乳酸菌。
2021年、この乳酸菌には、よつ葉乳業と北海道大学の研究で、ストレス応答と睡眠の質を改善する効果があると判明しました。
腸内細菌
人間の腸には、腸内細菌は1000種以上、60兆個、重さにして1～2㎏が住んでいます。
腸の壁に張り付いています。
おもに、善玉菌・悪玉菌・日和見菌に分かれて集まっています。
腸内フローラと言います。
乳酸菌・ビフィズス菌もその種類の一つです。
乳酸菌
乳酸菌は
1857年、発見。
植物動物など自然界に広く存在する。
400種以上いると言われます。
ビフィズス菌
ビフィズス菌は、
1899年、母乳で育つ乳児の腸管から発見。
多くは動物から発見される。
酸素に弱い特徴を持つ。
90種以上いると言われます。
善玉菌・悪玉菌・日和見菌
善玉菌・悪玉菌・日和見菌は、
善玉2割、悪玉1割、日和見菌7割の割合です。
発見されて名前が付いているのは全体の約1％。
善玉菌
乳酸菌
ビフィズス菌
など
悪玉菌
日和見菌
バクテロイデス
大腸菌（無毒株）
連鎖球菌
乳酸菌やビフィズス菌は酸に弱い
口から乳酸菌やビフィズス菌を摂取しても胃酸や胆汁の酸で腸まで届きづらいです。
そこで
機能性ヨーグルトが効果的だと考えられます。
乳酸菌やビフィズス菌の主な効果
おもな乳酸菌やビフィズス菌の種類と効果。
整腸効果
・LB81乳酸菌
・乳酸菌NY1301株
・乳酸菌シロタ株
・ビフィズス菌BB536
・ビフィズス菌BB-12
・ビフィズス菌LKM512
肌のうるおい
・乳酸菌ラクトバチルスGG株
脂肪を減らす
・乳酸菌S-PT84
・ガセリ菌SP株
睡眠の質改善
花粉症やハウスダストの花の深い症状軽減
・L-92乳酸菌
・ビフィズス菌BB536
乳酸菌やビフィズス菌を同じタイミングで食すのはいいのか？
別にケンカすることもないので、良いです。
善玉菌の乳酸菌やビフィズス菌の種類や数がたくさんいた方がいいです。
ダイバーシティ（多様性）といいます。
偏った食事は多様性が失われてよくありません。
乳酸菌L.ラクティス プラズマは免疫機能を高める
乳酸菌L.ラクティス プラズマは、プラズマ乳酸菌と呼ばれます。
この乳酸菌は、免疫の司令塔である樹状細胞に働きかけることで、健康な人の免疫機能の維持に役立つと報告されています。
発熱や下痢になりにくくなるという実験と結果が報告されています。
免疫機能の維持に役立つ乳酸菌を含むヨーグルトいつ食べると効果的？
夕食後に免疫機能を高めるヨーグルトを食べましょう。。
起床から15時間から19時間後、腸の細胞が修復されるタイミングがあります。
腸のゴールデンタイムです。
朝7時起床なら夜10時～深夜2時です。
口から食べたヨーグルトは4時間で腸に到達します。
なので、夕食後のタイミングでヨーグルトを食べましょう。
ただし、免疫機能を高めるヨーグルトの場合の時間です。
何を目的にするかで、食するタイミングが変わります。
ヨーグルトでカルシウムをたくさん摂りたいなら、すきっ腹の時がいいです。
一匹でも多くの乳酸菌やビフィズス菌を摂りたい人は、食後でしょう。
免疫を向上させるなら夕食後。
注意点は、脂肪の多い食事をとると多くの胆汁が分泌されますから、菌がやっつけられます。
菌を多くとりたいなら、脂肪の少ない食品を考えましょう。
ヨーグルトを朝に食べること
ヨーグルトを朝に食べる理由は、
ヨーグルトにはトリプトファンが含まれます。
トリプトファンはセロトニン、そして睡眠ホルモンのメラトニンになります。時間を逆算すると、朝にヨーグルトを食べることは、睡眠の質に良いことです。
2週間ヨーグルトを食べる
ヨーグルトの乳酸菌やビフィズス菌の効果は、1日ではわからないので、2週間を目安にして取りましょう。
ビフィズス菌BB-12は生きたまま腸に届く
ビフィズス菌は、胃酸に弱いですが、ビフィズス菌BB-12は生きたまま腸まで届いてお通じを改善する効果が期待できます。
ビフィズス菌MCC1274と記憶力
加齢にともなう記憶力・空間認識能力の機能維持が報告されているのは、ビフィズス菌MCC1274です。
ビフィズス菌が認知機能を維持するのは世界初。
脳と腸には密接な関係があります。脳腸相関といいます。脳と腸について調べるうちに見つかり、また効果が認められたビフィズス菌です。
歯周病ケアとL8020乳酸菌
L8020乳酸菌は口腔内環境を良好に保つ効果があります。
L8020乳酸菌は、歯周病・虫歯になったことのない患者さんの口から見つかりました。歯科医師でもある、広島大学大学院、二川浩樹教授が2008年に発見しました。
乳酸菌は口の中にもいます。
歯周病のジンジバリス菌は、L8020乳酸菌で減少する実験と報告があります。
歯周病菌が血管を通じて全身に回ると、心疾患や糖尿病の原因になるということが報告されています。
L8020乳酸菌をとって口の中の健康を維持しましょう。
乳酸菌・ビフィズス菌を商品化するのは難しい
乳酸菌・ビフィズス菌の経口摂取は健康維持にある程度の効果が期待できますが、商品化するのは難しいです。
美味しくするのが難しいのです。
また、乳酸菌・ビフィズス菌を腸内に届けるためには、牛乳やヨーグルトが一番良いと考えられます。
肌のうるおいラブレ菌
ラブレ菌は肌の潤いをサポートします。
ラブレ菌は、日本の漬物から発見されました。
1992年、京都パストゥール研究所理事長、故 岸田綱太郎氏が京都のすぐき漬けから発見しました。
酸っぱい漬物から見つかったラブレ菌は、胃酸にも強く腸まで届きます。
腸内環境を改善、お通じもよく、肌のうるおいにつながると報告されています。
内臓脂肪とガセリ菌
ガセリ菌SP株は内臓脂肪を食事とともに摂取すると肥満気味の人の内臓脂肪を減らす効果があります。
1990年代、健康な日本人のお腹の中から発見。
ガセリ菌SP株は脂肪を囲んで脂肪を大きくすることで、消化酵素の働きが抑えられます。腸管からの吸収が減ります。
もともと人間の腸管から見つかったのモノで、長く腸にとどまる特徴を持ちます。
PA-3乳酸菌と痛風
痛風の原因はプリン体と分解された尿酸です。暴飲暴食で尿酸が多いと結晶化します。痛風や尿管結石の症状が出ます。
PA-3乳酸菌はプリン体を分解＆尿酸値上昇を抑えます。
プリン体を食べて成長する乳酸菌です。
デブ菌と瘦せ菌
デブ菌（肥満菌）は、カロリーゼロの食材、例えばコンニャクとかを糖に変えてしまいます。
「コンニャクだからカロリーゼロだ」と思って食べていて太る場合、原因はデブ菌かもしれません。
反対に大食いでヤセている人は、瘦せ菌が作用していることもあるかもしれません。
【おわり】
カンタンに乳酸菌、ビフィズス菌をまとめました。
私は、睡眠の質を改善させるのはヤクルト1000のシロタ株だけではないとわかりました。
このブログでは
睡眠の質を上げるためのテクニックをわかりやすく紹介しています。
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番組情報
2022年6月18日
世界一受けたい授業
睡眠の質を高めたい！～中略～
乳酸菌・ビフィズス菌の選び方 より
解説
東北大学名誉教授 齋藤忠雄
最後までご視聴ありがとうございました。
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