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知る人ぞ知る!一日25時間の話『睡眠と生体リズム#1』

一日25時間の話

【introduction】

 

今回の記事は
いつもの睡眠テクニックではなくて

外光や時計のないところで人が生活すると

どんな睡眠のリズムになるのかを簡単にお話します。

 

 

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この記事の要約
  • 概日リズムとは
  • 25.2時間周期
  • 生理心理学 第10回 生体リズムと睡眠 より

 


概日リズム


私たちは地球上に住む動物として

一日24時間の周期をもった生体リズム、

あるいは行動リズムを持っています。

 

例えば体温は昼活動するときは高く、
夜には低くなります。

 

ホルモンの分泌も日内変動(にちないへんどう)を示すと知られています。

 

動物や人間の一日のリズムのことを
概日リズム
サーカディアンリズム
と言います。

 


時刻の手がかりがない状態での睡眠覚醒リズム

 

人間が時間を知る手掛かりがなくなったときの研究があります。

 

時計や外的な明かりがなくなったときの活動です。

 

生活のリズムがどう変わるのか?

 

実験の対象者は
好きな時に寝て

好きな時に起きる実験です。

 

そうしますと、

だんだんと夜更かしになり、
寝る時間が後ろにずれます。

 

リズム周期を計算すると、25.2時間であることがわかりました。

 

24時間の周期ではありません。

 

つまり概日リズムを保つには
外的な手掛かりが重要だということです。

 

また、外的な手掛かりがなくなったとしても、
多少伸びますが、めちゃくちゃなリズムにはならないということがわかります。

 

リズムはおおむね保たれている、とも言えます。

 

ということは、私たちの体の中、脳の中に時間を指し示す部位があるのではないか、と読み取れます。

 

 

まとめ

 

人は時計や外光がないと約25時間くらいの周期で活動します。


太陽の光とか時計などの手がかりがない生活では

寝る時間が遅くなってしまうようです。

 

次回は脳のどこが機能してリズムを作るのかの話です。

 

番組情報

 

放送大学bs232
生理心理学 第10回 生体リズムと睡眠 より


2021年12月6日

 

主任講師 
担当講師
客員教授 岡田隆 (上智大学教授)

 


最後までご視聴ありがとうございました。
 thank you for watching