なぜ暑いと眠れなくなるのか？

深い眠りのためには脳を冷やすことが必要です。
夜間でも25℃を上回る熱帯夜では、脳を冷やせずに深い眠りにつけないのです。
これが熱帯夜に寝苦しい理由です。

快眠には脳を冷やし体をあたためることが大切です。室温とエアコンの設定を考えます。

室温は、

男性では25℃
女性では26℃
が平均的に脳にも体にも良いとされています。

（エアコンのリモコンの数字ではありません。
室温の温度です。環境や機種によって違いがあるので温度計を見ましょう。）

冬用の布団をかけて、ちょうど良い温度に設定にしましょう。

夏の暑い夜の快眠のポイントを紹介します。

快眠のためには、就寝前の行動が重要です。
就寝1時間前くらいから、1時間半前に入浴します。
入浴時間は5分くらい。
お湯の温度は40℃。
汗をかかない程度のお風呂です。

寝ている時には汗をかくので、就寝前にコップ一杯の水を1時間かけて飲みましょう。

快眠のためにおすすめの呼吸法があります。
脳をクールダウンして快眠につなげます。

夏はタオルケットで寝る人も多いと思います。それは、涼しかった時代の話です。
今は、夜でも25℃以上の熱帯夜になります。
快眠のためにエアコンを朝まで使うのが良いと思います。

私の場合ですが、エアコンの風量は自動設定がいいと思いました。

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熱帯夜の睡眠対策

ZIP！
2022年6月29日放送より

解説
東京疲労・睡眠クリニック　梶本修身院長

最後までご視聴ありがとうございました。
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ごくうは眠りたい眠れない