高反発という基準は誰が決めるのか?寝具の選び方『高反発と低反発 編』
【はじまり】
願いをかなえるニョイホウジュ!
私は 如意宝珠ごくう です。
寝具によくある「高反発」「低反発」は誰が決めているのでしょうか?
どうも基準はないようです。寝具のメーカーの判断です。
今回は、前回、前々回記事に続いて、寝具の選び方についての記事になります。
高反発がいいのか?それとも低反発がいいのかの判断材料となればと思います。
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この記事の主な内容
- 寝具の選び方『高反発・低反発編』
- 正しい寝姿とは?
- その他、補足情報
- 個人の感想です
高反発と低反発のメリット・デメリット
高反発のマットレスと低反発のマットレスの違いはどんなところでしょうか。
高反発のマットレスのメリット①寝返りがうちやすい
高反発マットレスは、適度な反発力があるので体が沈み込み過ぎず、良い姿勢をキープできます。高反発マットレスは、低反発のマットレスに比べて、寝返りがうちやすいです。
高反発のマットレスのメリット②通気性
高反発なので、通気性があります。(つぶれると通気性がない)
夏でも蒸れにくいです。
耐久性もいいと考えられます。
補足情報1 寝返りの回数
一晩での、寝返りの平均的回数は、20回くらいです。
高反発マットレスのデメリット①寒い
高反発マットレスは、スキマができやすいため、外気を取り入れやすくなり、冬は寒く感じるかもしれません。
高反発マットレスのデメリット②体を痛める
高反発マットレスのため、体にフィットせず腰が浮いてしまうと、腰痛の原因になります。
補足情報2 正しい寝姿勢
寝た時に、背骨が自然なS字カーブとなり、横から見た時に、
首
肩
腰
膝
くるぶし
が一直線に並びます。
誰かに見てもらって確認するとわかります。
自分ではわかりません。
低反発のマットレスのメリット
低反発のマットレスのメリットは、包まれるようなフィット感があり、寝心地が良い感じがします。
硬いところに寝ることが好きな人もいますが、柔らかなところに寝ると人は、精神的な安心感を得られます。
また、体圧分散性が高く、横向きに寝ても安定します。
低反発のマットレスのデメリット①蒸れる
低反発のマットレスは、包み込み過ぎて、熱がこもりやすいです。蒸れます。
低反発のマットレスのデメリット②寝返りがうちにくい
低反発のマットレスは、体を動かしにくく、同じ姿勢を続けてしまいがちになります。
マットレスの高反発と低反発のメリットデメリットまとめ
高反発と低反発のマットレスのメリットデメリットを以下にカンタンにまとめます。
高反発マットレス>
寝返り○
通気性〇
耐久性〇
冬寒い×
反発力が腰痛になるかも×
商品のバラエティがすくない×
低反発マットレス>
横向き姿勢で寝ても安定〇
体圧分散性〇
バリエーションが豊富〇
蒸れる×
寝返りのサポートが少ない×
耐久性×
補足情報4 寝具と体型の関係
体の凸凹がある人は、少し柔らかめの寝具が楽です。
腰痛の方は、寝具を慎重に選びたいところです。
補足情報3 高反発と低反発の基準
寝具の高反発と低反発の基準は、メーカーによるものです。
“高反発”
“低反発”
という国際的な基準はありません。有名寝具メーカーの商品を触って確認するしかない、と私は思いました。
補足情報5 睡眠専門医田中俊一氏の寝具
睡眠の専門家、田中俊一氏は、低反発のマットレスの上に高反発マットレスを置いて使っているそうです。
ハイブリッド寝具ですね。
【おわり】
自分の体に合った寝具を選ぶことが、睡眠の質を上げることになります。
前々回記事、前回記事、今回記事の情報は、判断のもとになるかと思います。
(参考記事:ふとんのメリットデメリット紹介!寝具の選び方『布団編』)
(参考記事:マットレスのメリットデメリットを紹介!寝具の選び方『マットレス編』)
ちなみに、私は、ベッドフレーム、すのこ、安いマットレス2枚、しき布団、というよくわからない状態の上に寝てます。
真似をしないでください。寝心地は良くありません。
そんな自分の寝具環境を改善したいと思い記事を書いてみたのでした。
<掛け布団について>
夏の熱帯夜では、エアコンを使用して十分に室温を下げます。
そして、夏用の布団やタオルケットを使わずに、冬ふとん(掛け布団)で寝ます。
通気性があり、軽い布団(冬用)がいいと思います。
番組情報
健康になりたい、松本明子。#54 より
2022年6月16日放送
出演
松本明子
青木源太(アナウンサー)
解説
スーパードクター
医療法人みなとみらい理事長
睡眠と糖尿病のスペシャリスト
田中俊一
最後までご視聴ありがとうございました。
thank you for watching